2018.07.03
ご近所 

明神湯。

いつもより少し早く仕事を切り上げて保育園に子供を迎えに行き、家の近くの銭湯へ。大田区南雪谷にある「明神湯」という立派な銭湯で、度々映画やCMの舞台になっているそうです。住宅街の中にいきなり本格的な宮造りが現れるので、初めて見たときはたまげました。内部は外観から期待した通りのがっしりした懐かしい良さがあり、加えて田中みずきさんという若い銭湯絵師さんによる富士山のペンキ絵、モミジの坪庭を眺めて涼める濡れ縁も見どころです。もちろんお風呂も良いです。お客さんは常連さんばかりの様子でした。建築をやっていると、入口の自動販売機がどうしても惜しい気がしてしまったけれど、よく考えると、これがあることによって入りやすく、親しみやすくなっている感じがします。ただしJTのCMでは灰皿、自動販売機、ごみ箱は外されてました。明神湯の営業時間を調べようとしてたら、こんなサイトがありました→「TOKYO SENTO」実際に銭湯の運営をしながら銭湯の魅力や東京各所の銭湯の紹介、イベントの開催など手掛けつつ、廃業を考える銭湯の運営を買って出るなど、積極的に銭湯文化を盛り上げる活動をなさっています。私も街の財産が無くなったら寂しいですので、まずできること、行くこと。